|
|
|
◆ Solaris fdiskパーティションの作成 ◆
Solaris 8 をインストールするためには、Solaris fdiskパーティションが必要となります。
CDEが起動すると、インストールの続きがコンソールウインドウに表示されます。
そして、Solaris Web Start Installerが起動し、インストール先のハードディスクが検索されます。
新たにパーティションを作成するかどうかをたずねられるので、「y」を入力し、Enterキーを押します。
すると現在のパーティション情報が表示されます。
Partition Status Type Start End Length &
======= ===== ==== ===== === ====== ===
1 Active Ext Win95 0 39700 39701
SELECT ONE OF THE FOLLOWING:
1:Create a partition
2:Specity the actie partition
3:Delete a partition
4:Exit (update disk configuration and exit)
5:Cancel (exit without updateing disk configuration)
Enter selection:
この例では、windows95がインストールされている状態となります。
Solarisのブート機能では、他のO/Sを認識しマルチブートすることが出来ますが、ここでは、Solarisのみのパーティションにすることとします。
まず、はじめにwin95のパーティションを削除します。
Enter selection:
に「3」と、入力しEnterキーを押します。
確認メッセージが出てくるので「y」を入力します。
その後、新たにSolarisのパーティションを作成するので、同様に「1」と、入力しEnterキーを押します。
Select the partition Type to create:
1=SOLARIS 2=UNIX 3=PCIXOS 4=Other
5=DOS12 6=DOS16 7=DOSEXT 8=DOSBIG A=X86 BOOT B=Diagnostic
0=Exit?_
と、表示されているので、
パーティションタイプは、「1=SOLARIS」を選択します。
その後、パーティションディスクに割り当てる割合を聞かれるので、パーセンテージで指定します。
全てを割り当てるなら、「100」と指定します。
さらに、Solaris fdiskパーティションを自動的に起動するように設定するかを尋ねられるので、「y」と入力します。
すると、Solaris fdiskパーティションが表示されるので、「4:Exit」を入力しEnterを押します。
以上の設定が完了したら、次の画面でSolaris fdiskパーティション内でのswapスライスのサイズを指定します。
swapスライスのサイズは、デフォルトの512Mで構いません。
最後に、
以下がSolaris Installer で使用されます。
ディスクスライス : /devdsk/c0d0
swap サイズ : 512 MB
開始シリンダ : 8
警告:ディスク上の情報が全て削除されます。
これでよろしいですか? [y,n,?,q]
と、表示されるので、内容確認のうえ「y」を入力します。
この後、データがハードディスクにコピーされ、初期インストールが行われます。
しばらくすると、「ブート・メディアを取り出してください」とのメッセージが表示されます。
「Solaris 8 Device Configuration Assistantフロッピーディスク」を挿入している場合は、FDのみを取り出してください。
その後、Enterキーで先に進めます。
もし、上手くインストールが先に進まなかった場合は、
#/sbin/cd0_install
と、入力します。
その後、システムがリブートし、現在のディスクパーティション情報が表示さまれます。
ミニルートからの起動が開始されるまでの約10秒間の間に、Solaris 8 Installation
CDを取り出します。
ミニルートは、ブート可能な最小のルートファイルシステムの
ことです。
インストールが先に進むと「ようこそ」の画面が表示されます。
|